国道 Route.

 
国道1号

東 京・日本橋−大阪市・梅田新道

[第二京浜]

(その1 東京都内:日本橋−大田区)


 東京から大阪市まで、日本の東西2大都市を結ぶ道路は東京・日本橋から始まります。東京都内では、桜田通りに出るまではカクカク曲がりが続きます。

 

中央区・千代田区

[日本橋]
東京・日本橋。江戸期に東海道の起点とされた場所ですが、明治・大正・昭和・平成と時代を経ても、今なお国道1号の起点として重要な位置づけにあります。

ここから南方向に国道1号が大阪市まで、北方向に国道4号が青森市まで一本の道で続いていると考えると、感慨深いものがあります。

[中央区日本橋一丁目]
日本橋の南側。オフィスビルが建ち並びます。

この辺はとかく金融機関が多いところですが、おそらく10年前と比べると金融再編の関係でだいぶ看板が変わっているのではないかと思います。この更に10年後も、また看板の掛け替えが行われているのかもしれませんが。

[日本橋交差点]
日本橋交差点。国道15号はここを直進。国道1号は右折です。
第二京浜国道ができるまでは、元々は直進方向が国道1号でした。現在の国道1号は、ここから第二京浜国道に出るまでカクカク曲がりを続けていくことになります。

ちなみに、国道15号はこのままずっと直進していきますが、30kmほど先の横浜市内で再び国道1号と合流することになります。

[日本橋交差点先]
日本橋交差点の先。
ここからは「永代通り」に入ります。

右側に行灯型の地名標識と行灯型おにぎりが見えます。
東京の隠れた名物(あくまでも道路マニア的には…の話)

[JR線ガード手前]
この先でJR線のガード下をくぐります。
すぐ左側は東京駅です。

[大手町交差点]


大手町交差点。国道1号は左折し、日比谷通りに出ます。
直進すると、皇居・大手門に出ます。

[日比谷通り]
日比谷通りを走っていきます。
皇居のお堀端に位置する景色の良いところ。この辺は皇居の周りをランニングする「皇居ランナー」が多いところでありまして…。

[日々谷交差点]


日比谷交差点。国道1号は右折です。
1930年に日本で初めて電気式交通信号機が設置されたのは、この日比谷交差点でした。

[桜田門交差点]
続いて桜田門交差点。国道1号はここを左折です。
直進すると、国道20号に入ります。

「桜田門」と言えば警視庁の代名詞でもありますが、この左側の角地に警視庁の庁舎が建っています。

[千代田区霞が関1丁目]
霞ヶ関の官公庁街を走っていきます。
古い建物が多いような気がしますが。

ここからしばらくは「桜田通り」という通り名です。

[虎ノ門交差点]
虎ノ門交差点。
外堀通りと交差します。

 

港区

[港区虎ノ門3丁目]
内堀通りを境にして港区へ入ります。
横浜まで31km、川崎まで18km。
案内標識の最上段にはしばらくは「横浜」が出てきまして、少したつと「小田原」も登場してきます。

[飯倉交差点]
飯倉交差点。
右方向に外苑東通りが分岐します。

近くにはロシア大使館もありまして、何か外交問題が起きるとこの交差点の辺りに警備のための警察車両がとまる光景をよく目にします。

[赤羽橋交差点]
赤羽橋交差点。
ちょっと複雑な五差路の交差点になっています。

正面の高架橋は首都高速都心環状線。
更にこの左側には東京タワーが位置しています。

[三田二丁目交差点]


三田2丁目交差点で国道1号は右折します。
直進すると、国道15号第一京浜に出ます。

[港区三田四丁目]
港区三田地区を走っていきます。
慶應義塾大学の本部はこの辺りにあります。

[白金一丁目交差点]
白金一丁目交差点で国道1号は左折です。
ここまでカクカクと曲がりましたが、この交差点から先は横浜市まで一本道です。

[港区高輪一丁目付近]

[港区高輪三丁目]
この辺はいわゆる「山の手」の延長上にある丘陵地帯なので、微妙なUp-Downは多いです。まぁ道は広々としていますが…。

 

品川区

[JR五反田駅]
品川区に入りまして、JR五反田駅のガード下をくぐります。

[西五反田一丁目交差点]
西五反田一丁目交差点で山手通りと交差します。
東京に8つある環状道路のうち「環状六号線」の位置づけである通りです。

ちなみに、この西五反田一丁目交差点をもって国道1号の道路通称が「桜田通り」から「第二京浜」に変わります。

[中原口交差点]
中原口交差点。都道2号東京丸子横浜線(中原街道)が分岐します。
R1にしてもr2にしても両方とも横浜市に向かう路線であるので、r2とはこの先横浜市の浦島台で再び合流することになります。

[戸越出入口付近]
右側から首都高速の高架橋がやってきます。
一応、首都高速2号目黒線はこの戸越出入口が終点となっているため、この右側で首都高速から出てきた車両と合流することになります。

[品川区戸越3丁目]
横浜まで24km。
まぁ、地方の国道ならば30分もかからずに到着できるんでしょうけど、国道1号の東京→横浜の場合は市街地を走る関係上1時間は要します。

この辺は片側三車線の道路ですが、道路の両端には路側帯の余地が全く無いです。駐停車車両も結構多いため、実質的には片側2車線のような感じです。

[東急線ガード]
東急大井川町線の高架橋の下をくぐります。

 

大田区

[松原橋]


東京都最後の区間となる大田区に入ります。大田区東馬込付近で環七通りと立体交差しますが、1940年に開通した立体交差であるためか、かなり独特の構造です。出・流入車線ともにほとんど余地無し、更にはハーフクローバー型とでも言うべき急カーブのICです。
もっとも、1940年の道路施設がいまだに利用できているという点だけでもすごい話ですが。

[馬込坂下交差点]
一応、「第二京浜」の説明を。
元々の國道一号は、現行国道15号のルート(第一京浜)だったのですが、そのバイパス化を企図して「第二京浜」が計画されました。1934年に國道三十六号(東京→現大田区矢口→横浜港)に指定された後、1936年に着工。以来順次部分開通を経て、戦時の一時中断を挟んで1958年にようやく全線開通となりました。
なお、この間の1952年には國道三十六号ルートの第二京浜を国道1号にし、旧来の第一京浜は国道15号に変更される…という紆余曲折もあったりします。

旧来の街道筋ではなく、昭和になってから建設された路線であるため、非常に直線的な道路です。さすがに戦前の最高規格で建設された第二京浜も現在となってはちょっと手狭な感じですが、それでも交通量が格段に増えた現代でも車両をさばけています。

[本門時入口交差点付近]
左側に突如線路のようなものが見えてきますが、これは東京都交通局の馬込車両基地です。ここまでの区間は都営地下鉄浅草線が国道1号の真下を走っていました。

[千鳥一丁目交差点]
千鳥一丁目交差点。池上通りと交差します。
正面の高架橋は、東京池上線です。

[矢口陸橋]
矢口陸橋で環八通りと交差します。
東京の8環状の中で最後の道路です。

[大田区多摩川一丁目付近]
大田区多摩川一丁目付近。
都道11号大田調布線(多摩川堤通り)と交差します。

[大田区多摩川一丁目付近]

[多摩川大橋]
多摩川大橋を渡ります。
第二京浜の建設計画に基づき1938年に着工したのですが、戦時下により一時中断した後、1949年に現在の橋梁が完成しました。

この多摩川大橋が東京都と神奈川県の境界となっています。
調査日:2011/4
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